100年以上にわたる、お茶へのまっすぐな想い
田中園の歴史は、創業者・田中庄次郎の蚕取引から始まりました。大正時代後期に2代目が瀬戸物屋に業態変更しつつ一部お茶の販売も継続。戦後、3代目が日本茶専門店として再建し、地域のお客様に親しまれるお店へと成長しました。
1981年(昭和61年)には4代目・田中國男が現在の店舗でリニューアルオープン。以来、「プロとして自信を持っておすすめできる、うまいお茶を届けたい」という想いのもと、日本茶専門店としての道を歩み続けています。
創業者・田中庄次郎が創業。主な事業は蚕の取引で、自家農園で栽培したお茶も販売していました。調布の地でお客様との信頼関係を築く商売の基礎が、ここで育まれました。
2代目・田中歌之助が事業を引き継ぎ、瀬戸物屋に業態変更。その中でもお茶の販売は一部継続し、地域住民の日常生活に密着した商いの基盤を固めました。
3代目・田中米蔵が日本茶専門店に業態変更。「お茶と海苔」の専門店として地元の方々に親しまれ、現在の田中園の基盤を確立しました。
4代目・田中國男が店舗を現在の形に発展させました。「お茶が好き」という純粋な想いを胸に、プロのお茶屋としての新たな一歩を踏み出しました。
ペットボトルのお茶が当たり前になった時代にあっても、「急須でいれた緑茶のおいしさ」を伝え続けています。お客様一人ひとりの好みに寄り添い、最適な一杯をご提案する。この姿勢は100年前から変わりません。
大学卒業後、13年にわたる修業を通じて、お茶の生産現場から仕入れ、接客に至るまでを一貫して学びました。
「プロとして自信を持ってお勧めできる『うまい』お茶を届けたい」。この想いは、幼い頃にお店の茶葉の香りに包まれて育った記憶から生まれたものです。時代が変わっても、嗜好品としての緑茶の価値を大切にし、お客様一人ひとりに寄り添ったご提案を続けてまいります。
4代目店主 田中國男
計13年にわたる修業でお茶の栽培から製造までの全工程を経験。生産者の苦労と情熱を肌で知っているからこそ、茶葉の品質を正しく見極める目を養いました。今でも定期的に産地を訪問し、その年の出来栄えを自分の目と舌で確かめたうえで仕入れを行っています。
「いいお茶を、きちんとした値段で」。生産者の想いをお客様に届ける橋渡し役として、田中園は今日も店を開けています。